ドラゴンヤンキー
この邦画アクションがすごい!(色んな意味で)
予告動画
スタッフ
監督:佳本周也
脚本:佳本周也
出演:玖導成近、藤田佳秀、留川真帆
公開:2015年
上映時間:80分
製作国:日本
あらすじ
格闘技の天才の主役“武流巣利一(ブルスリイチ)”がとある不良学園に入り込む。不良たちを次々と世直しする・・・と思いきや実は学園長は元格闘技界のトップ!?利一の所属していた世界総合格闘技塾の出身で兄弟子であった。
利一は学校を正す為戦って戦って戦う!
個性豊かで強い男達が集い戦う、それが松竹倍ヶ原高校だ!
感想
レンタルDVDで視聴。
久しぶりに観た邦画のアクション作品。
ストーリーは非常に分かりにくい。格闘技バカの主人公が戦うことが大好きな人間が集まる学校に入学して、校内で行われるバトルで勝ち上がっていくって感じのところまでは分かったんだけど、校内バトルでトップに近い強そうな人達を一人一人ヒロインが詳しく説明したのに、実際に主人公が戦ったのはその内の2人くらいで、あとは一番強そうなやつが「俺が勝ったことにしろよ」って話し合いで勝ち上がったことにしたり、なんかよく分からないままに急に1年後になっていたりして、脳みそがついていかなかった。あと、音響があんまりよろしくないのか台詞の音量バランスが取れてなかったり、部屋の反響が酷くて、何を入ってるかが分かりづらいのもストーリーが分からなかった理由の一つ。
アクションはキレがある。飛んだり跳ねたり回ったりと役者は良い動きをしてるんだけど、カメラがよく動いたり、分かりにくい演出のおかげで役者の動きが見づらくなってるのは残念。メイキングに入ってる引きのカメラで撮った映像の方はかっこよく見えたので、アクションを楽しみたい方はメイキングを是非。アクションの一番の見所はラストバトル。敵が武器を持つんだけど、素手だったときよりもキレがなくなって弱そう。主人公も対抗してヌンチャクを構えるけど、こちらも見ていて不安になる感じのヌンチャク捌きで、双方が一気に弱体化したように見える。
本編には関係ないけど、スタッフロールのフォントが小さいのとDVD画質のせいで一部なんて書いてあるのか分からない部分がある。
つうかこれ上映時間80分しかなかったのか。めちゃくちゃ長く感じた。